ゴーグル

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ゴーグル

様々なスポーツで利用されているゴーグルですが、水泳でも必需品といってもいいでしょう。
初心者ですと、水中で目を開くことができない人にはなくてはならないアイテムですね。
それではゴーグルを選ぶときのコツや必要性などを見ていきましょう。

ゴーグルの選び方

ゴーグルにも様々な種類があります。どれを選んでいいのか分からないかもしれませんね。
クッション付きのもの、ついていないもの、ミラーになっているもの、目の悪い人のための度付きのもの、競泳用ゴーグルなどです。
形や色、価格も様々です。
屋外プールでしたら、まぶしさを抑えるために、色つきのものやミラータイプがいいでしょう。
本格的な競泳で使うのでしたら、競泳用ゴーグルを使った方がいいですね。
競泳用ゴーグルは、クッションなしのものがほとんどです。
ゴーグルなしだと、どうしても水中での視界がぼやけてしまいます。
視界確保のためにも、ゴーグルを使用しましょう。
安いゴーグルは、すぐにベルト部分が破損したり、水が漏れて入りやすくなっているものがあります。
初心者だか安いので間に合わせるのではなく、できればきちんとしたメーカーの物を購入しましょう。

度付きゴーグル

度付きゴーグルをつけた水泳選手

視力が弱い人は、普通のゴーグルだと視界がぼやけて落ち着きませんね。
コンタクトレンズをしている人は、そのままゴーグルを使用する人もいるようですが、メガネを使用している人はそういうわけにもいきませんね。
3000円程度で度付きのゴーグルが作れますので、コンタクトレンズの紛失の恐れを考えても、度付きゴーグルを用意することをお勧めします。
できればコンタクトレンズをはずしてゴーグルを使用しましょう。

ゴーグルの曇り止め

数多く販売されているゴーグルの中には、最初から曇り止め加工がされているものもあります。
そうでないものは、ゴーグル用曇り止めを使用しましょう。
スプレー式になっているものや、先にスポンジがついていて、塗りやすくなっているものもあります。
ゴーグルに塗ってから、軽く水で流さなければいけませんが、泳いでいる最中に体温と水温の差で曇ってしまい、視界を遮られるよりはいいでしょう。
中には中性洗剤を曇り止めの代わりに使う人もいるようですが、万が一洗剤が内側に残っていて、ゴーグル内に水が入ったときのことを考えると、中性洗剤で代用せずに、きちんと専用の曇り止めを使用した方が良いのは、言うまでもありません。

ゴーグルの必要性

水泳ゴーグルをつけた家族

絶対使用しなければいけないものではありません。
先にも述べたように、視界の確保もありますが、プールでは水の中に塩素が含まれています。
長時間ゴーグルなしで泳いでいると、目を痛めることにもなります。

目を守るためのゴーグルでも、ベルトが合っていないとしょっちゅうズレてしまいますし、水が入ってしまいます。
だからといって、ベルトをきつく締めすぎると、眼球を圧迫することになりますのでよくありません。
ゴーグルのレンズ部分の大きさもいろいろありますので、自分の顔に合ったものを選びましょう。

水泳ゴーグルCOLUMN

ゴーグルをつけた水泳選手

水泳をやっていて、飛び込みをするとゴーグルがどうしてもはずれてしまう、これは飛び込むときのフォームに原因があることもありますが、ゴーグルのベルトが合っていない、形が顔に合っていないということもあります。
100円ショップなどでも夏になるとゴーグルが売られていますが、これは遊び用と考えていた方がいいでしょう。
本格的に水泳をするのであれば、きちんとしたスポーツ店で購入することをお勧めします。
競泳用のゴーグルだと、水の抵抗を少なくするために、クッションがついていないものがほとんどですが、痛くないと言う人もいれば、装着していると痛くなってくると言う人もいて様々ですので、どっちと言えないのが現状です。

曇り止めの転用

私が通っていたダイビングショップではゴーグルの曇り止めも売っていました。そのショップのお客さんの中に、某有名歌手の事務所の人がいました。
その歌手はサングラスをしているため、コンサートのときにいつも汗でサングラスが曇ってしまい、色々な曇り止めを買ってためしてみたが、みんなダメで困っていたそうです。
あるときその事務所の人が、歌手にゴーグル用の曇り止めの話をすると、試してみたいということになり、水中で使う曇り止めを陸上でサングラスに使用しました
。その試みは大成功で、歌手はその曇り止めを気に入り、コンサート前には必ずそれを使っているということです。
曇り止めが少なくなると、その事務所の人はダイビングとは関係ないときにも、ショップにやって来て歌手の為に、曇り止めを買っていきます。