自由形の平均タイムと練習方法!あなたは早い?遅い?
- 泳ぎ方・練習方法
- 平均タイム 水泳 自由形
自由形はバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ以外の泳法と決められています。
フリースタイルとはいえ、上記3つの泳法以外となると『自由形=クロール』という認識が一般的になっているでしょう。
自由形の平均タイムについての体験談をいくつか紹介します。
自由形のタイム短縮の秘訣~なべっち
自由形の選手だった私は、大学まで水泳部で過ごしました。
水泳の4種目でも自由形のタイムが一番良く、ベストタイムは50メートルで26秒05、100メートルで57秒00というタイムです。
試合では平均してタイムは50メートルで27秒、100メートルで58秒は出していました。
水泳では、平均して同じようなタイムを出せるようになることが非常に重要です。
調子の浮き沈みが激しい場合、平均して良いタイムは出せません。
自由形のタイムを縮める秘訣について、私は3つあると考えています。
ここに記載した内容は、あくまで平均的にタイムを出すための秘訣なので、自分なりにさらに工夫するとタイムをより縮められるでしょう。
3つのポイント別の秘訣
まず1つ目は、リズムです。
リズムをとりながら、自由形の基本である手のかきとキックを行いましょう。
そうすると、タイムも縮みやすくなります。
2つ目は、スタートとターンです。
これら水泳の基本なので、これがうまくできなければ、タイムは縮まりません。
スタートとターンをうまくやると、もちろん個人差はあると思いますが、平均して3~4秒タイムが縮まるのではないでしょうか。
自由形の場合はクイックターンでしっかりと壁を蹴り、ストリームラインを出すことです。
そして最後は、水泳を好きになることです。
当たり前ですが泳ぐことが好きでなければ、タイムが縮まりませんし、練習の意欲も半減します。
私が思う自由形=クロールの理由~あき
自由形は自分の最も得意な泳ぎ方でいいと最初は思っていましたが、水泳を始めてから平泳ぎや背泳ぎ、バタフライは含まれないことを知りました。
自由形というと、多くの方がクロールで泳ぐでしょう。
その理由は、クロールが最も速い泳ぎ方だからではないかと感じます。
例えば、テレビドラマなどでは海で溺れた人を助けに行くとき、クロールをして助けに行く場面が多いと思います。
これは、やはりクロールが最も速い泳ぎ方ではないでしょうか。
自由形の平均タイムの縮め方ですが、やることはとても簡単です。
ただ練習あるのみですから
クロールであれば、クロールのフォームを整える練習をはじめ、ターンの練習や肺活量を鍛える練習などを行いましょう。
そうすれば、自由形の平均タイムが縮まるはずです。
私は、この中で特に大きな要素は肺活量だと考えています。
水泳のタイムを縮めたいとき、私は肺活量を向上させるために肺活量を増やすトレーニングをしました。
私の場合、これだけで平均タイムが大幅に縮まりました。
水泳歴23年の私の体験談~奈津
水泳が趣味でもある水泳歴23年の私は、小学生の頃から大会にも出場し、練習時も頻繁にタイムを計っていました。
専門種目は自由形で、水泳選手としてピークだった中学時代は、自由形50メートルを平均29秒台で泳いでいたものです。
その頃を振り返ると、水泳練習ではよくキックをせず腕だけで泳ぐプル練習を多く行っていました。
自由形で短距離を速いタイムで泳ぐのにも、タイムは落とさず長距離を泳ぐのにも筋力は必要です。
腕の力を鍛えるためのプル練習
私の場合、キック力は平均以上でしたが、腕の力は平均以下でした。
短距離ではキック力を活かして良いタイムを出すことも可能ですが、中・長距離となるとキック力だけでは速いタイムは出ませんし、距離が長くなると腕の疲れがかなり出てきます。
腕の力をつけることで、距離が長くなっても最後までしっかりかく=水を押すことができ、結果的に平均タイムの増減も少なくなります。
20代で数年水泳から離れていたこともあり、30代で再開したときは自由形のタイムも落ちていました。
50メートル平均35秒くらいでしょうか。
腕の力も弱くなっていたので、プル練習を積極的に取り入れました。
数年のブランクがあると、一番泳ぎやすい自由形でもタイムはすぐに縮まりませんが、苦手な部分を克服することで必ず結果は出せると信じています。
平均タイムを縮めるお勧め法~雨音
水泳をするにあたり、自由形はほぼすべての方が泳ぎやすいと感じる泳法の1つだと私は思います。
学生時代に水泳部で何度か自由形のタイムを測定しましたが、大体平均して1分12秒でした。
自由形の平均タイムを縮めるために必要だと思うことは、まずはストリームラインの練習です。
このストリームラインの練習は、水泳のすべての泳法に共通することではないでしょうか。
次に腕の軌道です。
経験上、平均タイムを縮めるためには短距離であればまっすぐ、長距離であればS字を描くように腕の軌道を決めてやると平均タイムが縮まります。
その理由は、水泳で推進力が生まれるところはキックと手で水をかいているときのみだからです。
そのため、水をかく回数が多くなれば、その分自由形の平均タイムは短くなります。
長距離の場合は、体力のことも考えて少ない回数で推進力を得るためS字に水をかくことがポイントとなります。
まっすぐかくのがお勧め!
まっすぐ水をかく方法は、プロの水泳選手も行なっている方法なのでお勧めです。
また、手の形もポイントで、パソコンのマウスを持つ時のように丸め、指と指の隙間を少し空けてみましょう。
すると、表面張力によって、指の間も水をかく面積に含まれることから驚くほど推進力があがります。
騙されたと思ってお試しください。
無駄のないフォームを!~モノノフ
自由形のタイムを50メートル1分以内にするための方法は、まず手だけでなく肘や腕全体を使って水をかくようにします。
私は4歳から水泳をやっていたので、自由形のフォームが凄く綺麗だと言われたことがあります。
無駄のないフォームで泳ぐことが大切です。
さらに、25メートルの間では可能な限り息継ぎをしないようにすると、タイムを縮めることができ、平均23秒位にはなりました。
前に進むことだけを考えると、手や足が伸びていきます。
自由形に限ったことではないですが、いかに自分より前方の水をかけるどうかで、平均タイムも変わってくるでしょう。
これらの努力で私はだいぶタイムを縮めることができ、平均1分前後だったものが、平均56.7秒になりました。
全身を鍛えることも大切!
水泳大会で新記録を出していた人は、全身を鍛えていました。
腕力と脚力、持久力を中心としたトレーニングをし、マラソンなどをよくしていました。まっすぐ無駄なく進めるように体幹も鍛えなければいけません。
自由形は如実に努力がものをいいます。
私自身も練習を重ねるごとに、メキメキ上達していきました。
水泳大会ではメンタルも大切です。
力んでタイムが出ないことが多々ありました。
小学生の私(女子)でも毎日水泳教室で泳いでいれば、筋トレなどをしなくても自由形にかぎらず平均1分を切れました。
娘の平均タイムは?~おのでん
水泳の自由形は、4種目の中で一番速いタイムが出る泳ぎとされています。
自由形で速く泳いでタイムを縮めるには、キックが一番重要になってくると思います。
呼吸をする際に顔を横向きにしますが、そこでキックは止めないように気をつけましょう。
娘が水泳を習っているのですが、自由形を一番得意としています。
小学生の女子のある記録会の平均タイムは、小学校5、6年生で43秒でした。
娘は現在2年生ですが、37秒でしたので平均を上回っています。
生後10ヶ月から水泳を習い始めた娘。
私自身が幼少期に水泳を習っていたので、子供にも習わせたいという気持ちからスイミングスクールに通い始めました。
幼稚園の頃、先生の目に留まり、選手コースへお誘いがあり今に至ります。
毎日の練習の中でいかにタイムを上げるかが重要になってきてはいますが、自由形は4種目の中で一番基礎となる泳ぎなので、しっかり練習する必要があります。
自由形が大きなポイントに!
水泳大会などにも出場していますが、なかなかタイムが縮まらないときもあれば、平均にして2~3秒ほど一気に縮んだりと波があります。
ただ、自由形のタイムが縮むと、他の種目のタイムも縮んだりしているので、4泳法の中でも自由形が重要なのだと実感しています。
娘の場合、大体平均にして1年で6秒(1ヶ月平均にすると0.5秒)タイムを縮めていくことを目標に頑張っています。
資格級別の平均タイム
自由形の平均タイムの基準を見てみましょう。
一例として日本水泳連盟から発表されている19歳以上の男女別自由形の平均タイムのデータを紹介します。
【19歳以上の男子】
50~200メートル
資格級 |
50m |
100m |
200m |
|
AA |
15 |
20.72 |
45.77 |
1:40.94 |
14 |
21.19 |
46.69 |
1:42.59 |
|
13 |
21.65 |
47.60 |
1:44.25 |
|
12 |
22.11 |
48.52 |
1:45.91 |
|
11 |
22.58 |
49.43 |
1:47.56 |
|
A |
10 |
23.46 |
51.36 |
1:51.70 |
9 |
24.34 |
53.28 |
1:55.85 |
|
8 |
25.22 |
55.21 |
1:59.99 |
|
7 |
26.10 |
57.13 |
2:04.13 |
|
6 |
26.99 |
59.06 |
2:08.27 |
|
B |
5 |
27.87 |
1:00.99 |
2:12.42 |
4 |
28.75 |
1:02.91 |
2:16.56 |
|
3 |
29.63 |
1:04.84 |
2:20.70 |
|
2 |
30.51 |
1:06.76 |
2:24.85 |
|
1 |
31.39 |
1:08.69 |
2:28.99 |
400~1500メートル
資格級 |
50m |
100m |
200m |
|
AA |
15 |
3:35.40 |
7:34.15 |
14:19.85 |
14 |
3:38.81 |
7:39.21 |
14:32.25 |
|
13 |
3:42.22 |
7:44.27 |
14:44.66 |
|
12 |
3:45.64 |
7:49.32 |
14:57.06 |
|
11 |
3:49.05 |
7:54.38 |
15:09.46 |
|
A |
10 |
3:57.80 |
8:12.65 |
15:43.96 |
9 |
4:06.56 |
8:30.92 |
16:18.47 |
|
8 |
4:15.31 |
8:49.19 |
16:52.97 |
|
7 |
4:24.07 |
9:07.46 |
17:27.47 |
|
6 |
4:32.82 |
9:25.74 |
18:01.98 |
|
B |
5 |
4:41.57 |
9:44.01 |
18:36.48 |
4 |
4:50.33 |
10:02.28 |
19:10.98 |
|
3 |
4:59.08 |
10:20.55 |
19:45.48 |
|
2 |
5:07.84 |
10:38.82 |
20:19.99 |
|
1 |
5:16.59 |
10:57.09 |
20:54.49 |
【19歳以上の女子】
50~200メートル
資格級 |
50m |
100m |
200m |
|
AA |
15 |
23.67 |
51.37 |
1:52.16 |
14 |
24.19 |
52.44 |
1:54.01 |
|
13 |
24.72 |
53.52 |
1:55.85 |
|
12 |
25.25 |
54.60 |
1:57.70 |
|
11 |
25.77 |
55.67 |
1:59.55 |
|
A |
10 |
26.73 |
57.78 |
2:04.13 |
9 |
27.69 |
59.89 |
2:08.72 |
|
8 |
28.66 |
1:02.01 |
2:13.30 |
|
7 |
29.62 |
1:04.12 |
2:17.89 |
|
6 |
30.58 |
1:06.23 |
2:22.47 |
|
B |
5 |
31.54 |
1:08.34 |
2:27.05 |
4 |
32.50 |
1:10.45 |
2:31.64 |
|
3 |
33.47 |
1:12.57 |
2:36.22 |
|
2 |
34.43 |
1:14.68 |
2:40.81 |
|
1 |
35.39 |
1:16.79 |
2:45.39 |
400~1500メートル
資格級 |
50m |
100m |
200m |
|
AA |
15 |
3:56.96 |
8:06.34 |
15:35.70 |
14 |
4:00.63 |
8:14.23 |
15:51.38 |
|
13 |
4:04.29 |
8:22.12 |
16:07.07 |
|
12 |
4:07.96 |
8:30.02 |
16:22.75 |
|
11 |
4:11.63 |
8:37.91 |
16:38.43 |
|
A |
10 |
4:21.14 |
8:57.17 |
17:15.03 |
9 |
4:30.64 |
9:16.43 |
17:51.62 |
|
8 |
4:40.15 |
9:35.68 |
18:28.22 |
|
7 |
4:49.65 |
9:54.94 |
19:04.81 |
|
6 |
4:59.16 |
10:14.20 |
19:41.41 |
|
B |
5 |
5:08.67 |
10:33.46 |
20:18.01 |
4 |
5:18.17 |
10:52.72 |
20:54.60 |
|
3 |
5:27.68 |
11:11.97 |
21:31.20 |
|
2 |
5:37.18 |
11:31.23 |
22:07.79 |
|
1 |
5:46.69 |
11:50.49 |
22:44.39 |