小学校の水泳等級テストに関する体験談「等級レベルをまなぶ」

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小学校の水泳等級テストに関する体験談「等級レベルをまなぶ」

小学校では夏になると、水泳の授業を行うところも多いですね。
その際に、子供たちは水泳等級テストを受けます。
プール授業の最終日や夏休み中などに行われる水泳等級テストで、できるだけ上の級を目指そうと、子供たちは練習に励みます。


小学校の水泳等級テストの体験談をいくつか紹介しましょう。

小学校ではリベンジに燃えた等級テスト~たくちん

小学校ではリベンジに燃えた等級テスト~たくちん

小学校時代、夏休みのプールで検定試験があり、それぞれのレベルに合わせて10級~特1級まで設定されていました。

私は小学校入学と同時にスイミング教室に通っていたので、低学年のときから水泳は得意でした。
小学校3年の時にスイミング教室は辞めましたが、その後も水泳自体は苦手でなく、夏場の水泳の授業は楽しみにしていました。
小学校の等級テストは夏休みの終わりの方に実施されていたため、夏休み中はお盆時期を除いてほぼ毎日のようにプールに通い、泳ぎ方の練習をしていたものです。
等級のレベルは正直、水泳経験者なら「特」の付くレベルまでは楽勝でいけるはずなのですが、私は4年生の頃に1級でつまずいてしまったので、高学年の5年、6年ではそのリベンジに燃えた記憶があります。

特1級合格を目指して

6年生のとき、市内近辺の3小学校対抗水泳大会で25メートル平泳ぎの選手に選ばれ優勝した実績があったことから、普通の「級」では納得いかなかった私。
水泳に関しては他の同級生よりも長けている自信があり、検定を受けられる最後の年に「目指せ!特1!」と意気込んで挑んだものの、残念ながら特2級で終わってしまいました。
ちなみに、クロール50メートルを35秒以内、平泳ぎ50メートルを45秒以内で泳ぎきるのが特1級でしたが、クロールでわずか3秒足りず合格できませんでした。

水泳の等級テストを受けた息子~ホーリージャック

水泳の等級テストを受けた息子~ホーリージャック

私の息子が小学校で受けた水泳の級は、2級でした。
2級はすべての水泳法を一通りマスターしており、個人メドレーの100メートルを一定のタイム以下で泳ぎ切れば合格という水泳スクールで行われるようなものでした。
学年60人程のうち、そこまで進んでいるのは10人程しかいないそうなので、2級を受ける時点でかなり優秀なほうらしいのですが、息子は「1級に合格するまで頑張るんだ!」と張り切っていました。

そこで、まず2級を突破するために息子に考えさせることから始めました。
『得意な泳ぎは何か→平泳ぎ』『逆に苦手な泳ぎは何か→バタフライ』といった具合に……。
そして、息子に「得意な泳ぎをさらに速くすることと、苦手な泳ぎを少しでも速くすることと、どっちが楽だろうか?」と問いかけたのです。

トレーニングを開始!

「得意な平泳ぎを上達させる」と答えた息子の考えに沿って、トレーニングを始めました。
小学校の水泳の授業以外にも、私が普段通っているジムのプールで泳がせたり、小学校の体育館で任意に参加できたスポーツトレーニングなどに参加させました。
結果として、小学校の規定のタイムより1.23秒タイムが縮まったおかげで2級に合格しました。
小学校の水泳の授業の一環と最初は私も軽く考えていましたが、思った以上に難易度が高く非常に驚きました。
息子は次の1級も頑張ってクリアすると意気込んでおり、親である私は温かく見守っています。

我が子の水泳級取得のこと~朋香

我が子の水泳級取得のこと~朋香

我が子の通う小学校では、1学期最後の水泳の授業時と、夏休みに開かれるプール最後の日に級を決定する検定を実施しています。
低学年・中学年・高学年で検定内容は変わり、小学校ごとに異なるとは思いますが、我が子の小学校では級は数字で決定されるのではなく、色別でした。

2年生の我が子の場合、昨年は水泳帽に級のワッペンなど何もつけずに泳ぎ、水泳授業の最終日に検定を受け、緑のワッペンを1枚もらって帰ってきました。
緑のワッペン2枚が最上級で、次が緑1枚、赤2枚、赤1枚、黄色2枚、黄色1枚という段階になっていました。
緑のワッペンを2枚もらえる条件は、『25メートル泳げること』でした。ワッペンに種目は書いてありませんが、みんなクロールで泳いだようです。

ついに最上級に!

夏休み最後のプール日に、また検定を受けて今度は緑1枚を追加でもらって帰ってきました。
これで最上級になったようです。
2年生は、1年生の時にもらったワッペンをそのまま保管し、プール授業の初日からつけていきました。
2年生は既に全員ワッペンをもらっているので、だいたい泳力ごとに授業も行われたようですね。
緑のワッペンを2枚もらっている最上級の子供は、水泳の検定を受けることなく過ごしました。
今は、夏休み中の小学校でのプール開放も少なくなってきています。
小学校のプール授業だけで泳ぎが上達するのは難しいので、水泳教室に通っている子供が非常に多いです。

小学校の水泳テストの昇級法~マサト

小学校の水泳テストの昇級法~マサト

僕は、小学校の頃にスイミングスクールに通っていました。
その経験を基に、小学校の頃の水泳テスト昇級のコツを紹介しましょう。

僕が通っていた小学校の水泳等級テストは25級から始まり、1級までありました。
水泳の泳ぎを学ぶ順番はクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライでした。
今では泳げるようになりましたが、当時バタフライを習得するのはかなり難しかったことを覚えています。
小学生の僕が得意だった泳ぎは、平泳ぎです。
水泳は、小学生のうちに学ぶことをお勧めします。
比較的小さい頃から水泳を学んだほうが、覚えが早いため効率が良いと思います。

水泳種目に合わせた練習法

クロールを習うときはビート版を使って、泳ぐときの手の動きをひたすら反復練習しました。
スイミングスクールの先生に何度もフォームを修正されました。
水泳は正しいフォームを身につけると、速いスピードで泳げますが、一度間違ったフォームを覚えてしまうと、その泳ぎ方を直すことは難しいでしょう。

背泳ぎは天井のほうを見ながら泳ぐので、どこを泳いでいるのかわからなることがあります。
水の上に浮かびながら手を動かすのがうまく泳ぐコツです。

どの泳ぎ方でも水泳テスト昇級のコツは、正しいフォームで泳ぐことが大切ということを実体験から感じました。

小学校の水泳級のテストでの思い出~うどん子

小学校の水泳級のテストでの思い出~うどん子

私が通っていた小学校の水泳級テストの形式は、『級が上がるごとに印をもらい、それを水着につける』というものでした。

私は息継ぎが上手く出来なかったので長く泳ぐことが出来ず、なかなか級が上がりませんでした。
そもそも小学校の授業としての水泳があまり好きではなかったので、頑張ろうという気にもなれなかったのです。
しかし、同じように上の級に上がれずにいた同級生が「どちらが先に昇級できるか勝負しよう!負けたらお菓子おごる!」と言いだして事態が急変しました。
単純なものですが、お菓子に釣られた私は昇級を目指して水泳の練習をするように……。

『勝負』に備えて

小学校でプールの授業が始まるまで、あまり水泳に親しんでこなかった私。
そのため、プールの授業に対してはどうしても苦手意識が湧きますが、なにかしらのきっかけがあれば「挑もう」という気持ちにはなります。
私の場合は、そのきっかけが同級生との『勝負』でした。
お風呂場で顔を水につけたまま息を止め続ける練習をしたり、小学校で行われる通常のプール授業で、先生に息継ぎの指導をしてもらうなど、自分なりに『勝負』に備えました。

その結果、プールの授業が終わるまでに行われた水泳級テストで、私も同級生も2~3級ほど昇級しました。
結局、同じ級だったので引き分けとなりましたが、同級生と一緒に挑戦出来て良かったと思っています。

楽しく身に付いた水泳~ゆっけ

私が通っていた小学校の頃の水泳テストの級は12段階ほどに分かれていました。 どんな泳法で何メートル泳げるかという比較的簡単な級はすぐ取得できるのですが、級があがっていくにつれて、何秒以内に泳がなければならないというように難易度も上がっていきました。


私は小さい頃に水泳を習っていたので、何メートル泳ぐというのは比較的簡単にクリアすることができました。 小学校の水泳授業では少し自由時間がもらえたので、その時間にひたすら泳ぐということを繰り返しているうちに泳げる距離も長くなっていったのです。 小学校の水泳授業以外では、市民プールなどにも友達や親とよく遊びに行っていたため、そこでひたすら泳いで遊んでいたら泳げるようになっていたという感じでした。 遊びの中で水泳が身に付いたので、特に『泳ぐ練習』という概念はなかったです。

進級の近道は?

小学校の水泳テストでの級が私より上の子の泳ぎを見て、こうすると速く泳げるのではないかなどを考えながら、良いところを吸収したりもしていました。 上級の子は水泳を習っていることが多かったからか、泳ぎがうまい子が多くいましたね。 実体験から、水泳の授業中に周りの子供たちを観察し、技術を吸収するのが進級の近道だと思います。


私は最終的に小学校の6年間で10級進級することができましたが、あと2つだけ級が取れませんでした。

水泳等級テストの基準

小学校で行われる水泳等級テストの基準は、その小学校が『公立』か『私立』か、または地域によっても違ってきます。
ここでは、一例として公立小学校の水泳等級基準を紹介しましょう。

1級クロール50メートル(50秒以内)または、平泳ぎ50メートル(60秒以内)
2級クロール及び、平泳ぎで100メートル以上
3級クロール及び、平泳ぎで50メートル以上
4級クロールまたは、平泳ぎで50メートル以上泳げ、ターンができる
5級クロール及び、平泳ぎで25メートル以上
6級クロールまたは、平泳ぎで25メートル以上
7級クロールまたは、平泳ぎで15メートル以上
8級面かぶりクロール(ノーブレストクロール)
9級面かぶりバタ足キック(ノーブレストキック)
10級ビート板を使ってバタ足キック
11級蹴伸び
12級水中で5秒以上目を開けて、ジャンケンができる
13級水に顔をつけることができる